酒見賢一

後宮小説

「後宮の規則などは、とろけるくらいに軟らかく考えねば話にゃならん」 語り口がとてもユーモラスでしたが、それ以上に銀河が魅力的で、はじめは物知らぬ彼女にあきれながらも、だんだんと彼女に魅了されていくやり取りが楽しい。単に後宮のお勉強ものとして…