いま、会いにゆきます

古本屋で購入。
妻を亡くし、6歳の息子と二人暮しの主人公。
ある週末、いつものように息子と散歩へ出かけると、雨が降ってくる。
あわてて雨宿りをしようと走っていると、そこには亡くなったはずの妻がいた。
記憶をなくしている妻に、昔の自分たちのことを語りかける主人公。
そんな毎日が続いていたが、やがて別れのときが来る・・・。
いかにも泣かせますよ、という感じの話ではありましたが、嫌味なくきれいにまとまっていました。
「世界の中心で〜」なんかよりはるかにいい作品。


いま、会いにゆきます - 市川拓司