バクト!

バクト! - 海冬レイジ
教え子の両親が博打にはまり、助けようとして自分も借金にまみれた教師。
途方にくれていたとき、自分の教え子が伝説の賭博師が残したとされる本
ダランベールの黙示録」を持っていることを知り助けを求める。
「本などない」といいつつ、手助けをする生徒。そんなギャンブル話。


ブラックジャックやルーレットでの対戦で手に汗にぎるシーンがなく、
冲方丁の「マルドゥック・スクランブル」を読んだ身(2004/02/09の日記参照)としては
かなり物足りなく感じましたが、ついついギャンブルに熱くなって
しまう人の習性はうまく書いていると思います。まあまあかな。
次作に期待。


次作の感想: バクト!Ⅱ The Spoiler