タクティカルジャッジメント 逆転のトリック・スター [amazon]

今まで一度も負けたことが無い弁護士、山鹿善行。
ある日、そんな彼の元へ幼馴染の雪奈から電話がかかってくる。殺人容疑でつかまったと。
彼女がそんなことをするはずがない!
状況証拠はどう考えても彼女に不利だが、そこは口八丁でカバー。
あとちょっとでなんとかなる。そんなときに新たな証拠が提示される。
やばい。どうする?ここから逆転するには・・・・・・。


日本で陪審員制度が導入されたという設定で開かれる裁判。
相手側の検事がちょっとお粗末だし、反論についてもやや屁理屈が多すぎっぽい感じではありましたが、ラストの仕掛けは意外でした。なるほど。
テンポよく進むストーリィはけっこういけてたので、もうちょっと謎を深めれば傑作になりうるかもしれない。
シリーズとしてまだ他にも出版されているみたいなので、読んでみようっと。


タクティカルジャッジメント 逆転のトリック・スター - 師走トオル