ROOM NO.1301 #4 お姉さまはヒステリック!【amazon】

まさか姉が自分を思っているとは思わなかった。
だが、いつだって自分のことを考えてくれていたのは間違いなかった。
そんなふたりが同じ家に住んでいれば、こうなることは時間の問題だった。
だが、そこへ現実が待ち受ける。もう家には帰れない。
そんなとき、13階の鍵を持つ少女が現れる。
しかしシーナと名乗った少女は、自分は男だと言い張る。
そんなシーナは女性にモテルためにストリートライブを決行する。健一を連れて。
はじめは嫌がったが、ホタルのことを忘れるには何かに没頭したほうが良い。
そう思った健一はせめて顔だけでも隠せるようにとバケツをかぶる。
そして今夜「シーナ & バケッツ」のライブが始まる。


個人的に姉となんちゃらという話は気持ち悪いのでアレですが(自分にもいるからでしょう)、好きな人と離されてしまうのは苦しいだろうなと。
とはいえ、周りに自分を思ってくれる人がいるだけ、痛みも早く治りそうなものですが、それはちょと人と異なるところとお持ちの主人公。見てて嫌になるぐらい鈍感。
それとまた新たな仲間が誕生。これは健一とはどうにもならないような気がするけど、さてさて。
後半に入って今までとはちょっと違った感じに進んでいるのが興味深い。
さて、これはどうなるのか。困った展開のシリーズ第四弾。


ROOM NO.1301 #4 お姉さまはヒステリック! - 新井輝