時限絶命マンション【amazon】

マンションで一人暮らしをしている大学生。
ある日薬で眠らされ、目が覚めたら首輪がついていた。
そして、部屋の中には「36」と腹に書かれた人形とパソコンがある。
何がおきたのだろうと外へ出ると、マンションの住民全員が同じ首輪をつけていた。
そこへメッセージが届く。


これは48時間耐久のたらい回しゲームだ。
たらい回すものは全部で 8体ある人形。
これは各部屋にばら撒かれている。
人形の腹に書かれた数字の時間が経過したとき、その人形を持っているものは死刑とする。
人形に書かれている数字は、6, 12, 18, 24, 36, 42, 48。
8体の人形があるということは、9戸あるこのマンションで生き残れるのは 1戸のみ。
そしてゲームがスタートする!


首輪が爆発ってだけで、バトルロワイヤルがちらついちゃってイマイチのれなかった。
この設定を読んだときはどんな展開が待ち受けているのかワクワクしたんですが、勢いだけで進んでいくだけ。
この設定だったらもっとドロドロしたやりとりがあったほうが絶対に面白いと思う。
前作がおもしろかっただけに残念でならない。


時限絶命マンション - 矢野龍王


前作の感想: 極限推理コロシアム