カレとカノジョと召喚魔法


カレとカノジョと召喚魔法 - 上月司
幼いころカノジョは大きな怪我をした。二度と歩くことができなくなる怪我を。
カレはそんなカノジョの足を治すために悪魔を召喚した。
その悪魔が足を治す代償として、カレから奪ったものは「緊張」と「恐怖」だった。
そんなカレの感情を取り戻す方法はただひとつ。
その悪魔をみつけて捕まえること。
これはそれから八年経ったカレとカノジョの日々を描いた物語。


確かに「緊張」と「恐怖」がなかったら、危ないと思うことでも避けようとしなくなるよなあ。
幼馴染同士というのはベタですが、この設定なら当然かなと。
悪魔を見つけることが目的ですが、騒動のあるところに悪魔あり、ってことで、今回は学校内で起きた吸血鬼事件
ちょっとしたミステリィ仕立ての展開はなかなかサスペンスフル。
これはかなりヒットですよ。
シリーズ全作購入決定。


次作の感想: カレとカノジョと召喚魔法 2