神の手 グイン・サーガ 35


神の手 - 栗本薫郎
すべてが順調に進んだかと思えたイシュトヴァーンの野望。
だが、何かがおかしい。今まで信じてきた自分の勘がそういっている。
それが何かわからぬまま、クムとの戦闘に突入した。
既に各国に響き渡るイシュトヴァーンの勇士。
そこへ燻る火種が撒き散らされていく・・・。


自身の手でつかみたいのはわかるけれど、利用するのもひとつの手では
無いかと思うんだけどなあ。それすらもいやなんだろうか。わからなく
もないけど。
自由を求めるイシュト。でも、アリの裏工作によりあらゆる手詰まりが
見えている。そこへかつての仲間(というか父といってもいいぐらい)
のカロメンが登場する。
となると、これは・・・、フロリーにはきつい展開になるかもしれない。
自由を求める王と掴んだ愛を話さない王女のシリーズ第35巻。