ユラニア最後の日 グイン・サーガ 62

ユラニア最後の日 グイン・サーガ 62 - 栗本薫
ロザリアの丘。
そこでユラニア軍とモンゴール、クムの連合軍はぶつかりあった。
ネリイ、そしてタルーが率いて兵数の有利をもつユラニア軍だが、
自らの計画に足を引っ張られ主力を欠くのも事実。
一方、イシュトヴァーン率いる精鋭揃いのモンゴール。
兵力差はあってないようなものだった…。
そしてユラニア最後の日が訪れる。


相変わらず鬼神のごとく殺しまくるイシュト。
その強さは容赦がない分、グインより上かもしれない。
途中で久しぶりにケイロニアの話が出てきてちょっと嬉しい。
展開の幅が広がった。
それにしてもそれぞれの思惑が混ざりまくっている。
ケイロニアの取った道ははたしてうまくいくのか。
イシュトのこれからの道ははたしてどうなるのか。
長期に渡ったユラニア編完結のシリーズ第62巻。