アスラクライン

中学生になる直前の春休み、僕の乗った飛行機が海に堕ちた。
一緒に乗っていた幼馴染の操緒とともに。
助かった僕。助からなかった操緒。
だけど、操緒は幽霊になって僕にとり憑いている。


高校に入るとき、一人暮らしをすることになった僕。
記念すべき引越し当日の夜。
きれいな女性が僕の目の前に現れ、トランクを渡された。
「それは最初からあなたたちのものよ」
操緒が見えた人間に出会うのは、これがはじめてだった・・・・・・。
僕の平和な日常はそのときまでだった。


期待に胸を膨らましてしまう第一章。
そしてそれは裏切られることがありませんでした。
面白い。めちゃめちゃ面白い。予想外の展開や予想内の展開。
それら含めてワクワクドキドキの学園もの(?)。
続編も大いに期待したいシリーズ第一弾。