シフト 世界はクリアを待っている


シフト 世界はクリアを待っている - うえお久光

眠るとその世界へ「シフト」する。そこは現実とは異なるファンタジィな世界。
その世界で何日過ごしても、現実世界では一晩でしかない。
いつしか自身の能力を生かし、人々と協力し合い生きていくことになる。
目が覚めるまでの(そして次に眠るまでの)異世界
そこではクリアされることを待っている・・・・・・。


上の説明ではわかりにくいかもしれませんが、ごく簡単に言うと眠るとドラクエ
のような世界に行く能力を持つ人たちの話。
そこでの出来事はそこでしか通じない。そこで死んでも現実世界では何の影響もない
ただし、二度とその世界にいけなくなるけれど。
そんな異世界と現実世界を行き来する人たちの物語なんですが、これがまた
ずいぶん中途半端な終わり方をしている。おそらくは続編が出るのでしょう。
っていうか出なかったら意味がない。
仮想世界であるとはいえ、生きることに、戦うことに意味を見出すシーンは、
なかなか。
面白いといえば面白いのですが、ハードカバーで買うほどではないかなと。
続編が出たとしたら文庫に落ちるまで(落ちるのかわかりませんが)待ちます。


ところで、悪魔のミカタの続編はいつ出るんだろう?