鷹とイリス グイン・サーガ 65

ゴーラ王国の初代王となることを決意したイシュトヴァーン。
アムネリスを説得し、クムをも味方につけた勢いに、各国は困惑を隠せない。
まるで、天が、運命がイシュトヴァーンに味方しているようだ。
そしてパロでは次なる一手が打ち出されようとしている。
そんな折、妻のリンダはナリスの野望に気づき・・・・・・。


その勢いは誰も止められないのか。
そういいたくなるイシュトのゴーラ王国設立。
だがその心は決して強いものではない。
そしてナリスとリンダ。
こちらの心が強いものを持つのは、その資質故にか。
新たな予言、新たなお告げ。
ついに訪れたスカールとの密会。
そこで明らかになる事実に、中原がおののくであろうシリーズ第65巻。


鷹とイリス グイン・サーガ 65 - 栗本薫


次作の感想: 黒太子の秘密 グイン・サーガ 66
前作の感想: ゴーラの僭王 グイン・サーガ 64