煉獄のエスクード 2 The Song Remains The Same

伝説の魔道書。かつてその書をめぐり、魔道師と魔術師が争った。
だが、どちらも手に入れることができないまま月日は経った。
それがフィンランドの小さな村に存在するらしいという話をバチカンに持ち込んできたクラウディア。
かつての借りを返すためにしぶしぶ協力する教皇庁
その任務を引き受けた薫は、とある小さな村に潜入したが……。


いつになったら前作の主役クラスな人たち出てくるんだろうと思っていたら、まさか最後まで出てこないとは。それでいてこれほどまで読ませるとは!
いやあ、面白い。
特に謎が少しずつ明かされる展開が秀逸でした。うまく最後までひっぱっていってくれましたよ。
前作であった展開のぎこちなさが無くなり、すっきりとまとめられた作品でした。
次作では、また前作の活躍者たちが登場するとの事なので楽しみです。
お勧めなシリーズ。


煉獄のエスクード 2 The Song Remains The Same - 貴子潤一郎


前作の感想: 煉獄のエスクード