闇をあざむく龍の影 封仙娘娘追宝録7

「あの狐を仕留めに行く」
「……あてはあるの?」
「あれは殷雷刀を狙う」
「それだけじゃ、追跡出来ないでしょ?」
背中を向けて、豹絶は首を振った。
「心配はいらん。……俺にはわかるんだ。あの狐の匂いが」

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