2006-05-11 とらドラ2! book 竹宮ゆゆこ 「……まあ、いいわ」 神経質に光っていた目は酷薄な笑みに溶けたようになり、竜児へと向けられる。 「相手にするのも下らないか。そのうちわかるんじゃない?鈍いあんたにも」 「……なにがだよ」 「私、こういうことには結構鼻が利くの。一応ひとつだけヒントをあげておくけど ― 自分で自分を『天然って言われる』、という人間に、まともな奴なんかいないのよ」 面白学園ラブコメ第二弾 → 感想