2006-05-26 アッシュ 魔王復活! book 夢幻 「おい、冗談ならいい加減にしてくれ。オレが大昔に魔王と呼ばれた特A級危険生命体だなんて、いくらなんでも話にリアリティーがなさすぎだろ」 オレが苦笑しているとクルメスは逆に問いかけてきた。 「それでは君は誰なんだね?」 「オレが誰かだって?」 なんという馬鹿馬鹿しい質問だろう。そんなことは決まっているではないか。 ―だが次の瞬間オレは絶句していた。なぜならオレはこの時初めて自分が何者なのかを知らないことに気づいたからだ。 これをスペオペとは言いたくないなあ → 感想