ウェイズ事件簿2 淡き幻は薄暮より

「すまないなあ。でも、依頼した覚えはないんだがなあ」
窓から部屋に戻ると、ベッドの前にレヴが立っていた。
「ここに飛び込んできた段階で依頼成立。報酬はキスでもいいよ」
冗談めかした口調でリーズフレアは唇を人差し指でつつく。
「わかったよ」
予想外にあっさりと返ってきたレヴの同意に、リーズフレアは驚いて目を見開いた。
「いいの?」
「キスだけだぞ」

もうちょと捻ってほしいけれど、掛け合いは楽しい。 → 感想