2006-05-29 ウェイズ事件簿2 淡き幻は薄暮より book 神代創 「すまないなあ。でも、依頼した覚えはないんだがなあ」 窓から部屋に戻ると、ベッドの前にレヴが立っていた。 「ここに飛び込んできた段階で依頼成立。報酬はキスでもいいよ」 冗談めかした口調でリーズフレアは唇を人差し指でつつく。 「わかったよ」 予想外にあっさりと返ってきたレヴの同意に、リーズフレアは驚いて目を見開いた。 「いいの?」 「キスだけだぞ」 もうちょと捻ってほしいけれど、掛け合いは楽しい。 → 感想