切れる女に手を出すな 封仙娘娘追宝録・奮闘編2

「うう。深霜が楽しそうに小物を見ているから、私も何か欲しくなっちゃったのよ」
深霜は当然とばかりに、大きくうなずく。
「ま、あんたを責める気はないけどね。こういうときは
『深霜も買ってるんだから、仕方ないじゃないの!』
と怒鳴るのが正解ね。道理が通ってなくても、捲くし立てたらどうにかなる時もあるのよ。どう、勉強になるでしょ?」
「勉強にはなるけど、為にはならないような気がする」

短編集第二弾。爆笑もの。→ 感想