2006-06-21 殺×愛 4 ― きるらぶ FOUR ― book 風見周 「……なんで、そんなことを聞こうと思ったの?」 「いや、特に意味は無いよ。ちょっと気になっただけ」 「そう。気になったの」 立ち上がったサクヤは、プリンのカップをきれいに洗い、背中越しに口を開いた。 「ARICEの活動については、機密事項が多い。だから、話せないことも多々あると思う。……でも、気になるなら、もっと尋ねても構わない」 「……へ?」 「聞こえなかったの?もっと質問していいって言ったの!」 さあ、学園祭が始まるよ → 感想