銀盤カレイドスコープ vol.7 リリカル・プログラム: Be in love with your miracle

「彼女は強すぎる。あまりにも……」
呟いたガブリーはテーブルに両肘を乗せ、組んだ手で口元を隠した。
「でも、だから……」
ゆっくりと言葉を継ぐガブリーの穏やかな表情。それは、ひたすらに明るいいつもの笑顔とは違う。静かな決意の顕れ。表情においてですら見せたことのない―
「だからこそ、勝ちたい。どうしても……」
―未知の聖女、だった。

最終巻ではなくて、残念なようなホッとしたような。最後の大会に向けて大いに盛り上がってきました。→ 感想