2006-08-26 ノルマルク戦記 7 滅びの星輝くとき book 赤城毅 慮外なことをおおせになってはいけませぬ。皇子さまは、騎遊民……いや、彼らのみならず、ガルバンティア大陸に正義と自由をもたらそうとするものにとって、かけがえないのない希望でありまする。この宝を救うために、わが身を砕くは、むしろ騎士たるものの本懐。されば、一言お命じあれ」 おのが朱色の瞳を、ユリアスの琥珀色の瞳にぴたりと合わせ、すさまじい請願をなす。 「―死ね、と」 ついに完結! → 感想