2006-08-28 記憶の繭 おもひでや book 宝珠なつめ 「どのような思い出がご希望でしょう?」 「えーとね、数学と物理」 「は?」 「できたら英語も」 「当店は学習塾ではございませんが」 「そんなのわかってるわよぉ。どんな記憶でもパッとアタマに入れてくれるんでしょ?公式でも英文でも」 「あ、分かった!教科書丸暗記大作戦!」 「そう、それ!」 「すごいね。『おもひでや』をカンニングに使うなんて初めてだよぉ」 時に恐ろしく、時に残酷で、時に感動するおもひでやの物語 → 感想