記憶の繭 おもひでや

「どのような思い出がご希望でしょう?」
「えーとね、数学と物理」
「は?」
「できたら英語も」
「当店は学習塾ではございませんが」
「そんなのわかってるわよぉ。どんな記憶でもパッとアタマに入れてくれるんでしょ?公式でも英文でも」
「あ、分かった!教科書丸暗記大作戦!」
「そう、それ!」
「すごいね。『おもひでや』をカンニングに使うなんて初めてだよぉ」

時に恐ろしく、時に残酷で、時に感動するおもひでやの物語 → 感想