TOY JOY POP

「まだ世界は退屈か?」
椎菜が問いかけてきた。さっきの話の続きなのだろう。
「かもね」
二人で歩く。車道では車が飛ばしていく。
「いい加減に目を覚ましたらどうだ?そろそろ世界は退屈だということに慣れてもいいのでは?」
「不可能性が証明されるまでは足掻くよ」

圧倒的な会話量と意外な読後感に酔いしれました → 感想