2006-09-09 七姫物語 第四章 夏草話 book 高野和 「私、割と好きなんですよ。あの役」 「私もです。黒曜姫殿下も空澄姫も、私も好きなんです」 「困りますよ。ここから先」 「でも、私はまだ先が見たいんです。いつか、まだお会いしていない姫達とお会いしたいと思います。そして、何よりも」 彼女と向かい合って、はにかんでみる。 「私、黒曜姫殿下と空澄姫がお会いする日を見てみたいんです」 ページを開けばそこは七姫の世界でした。大きな動きは少なくとも水面下では……→ 感想