2006-09-23 輝石の花 book 河屋一 「俺の意見は変わらない。いずれ彼は人の形を失う。そうなったら君だって躊躇わず殺すだろう?早いか遅いかの違いだ」 「間に合わなかった時のことは、その時考えればいいわ」 「なら、その時が来るまで何をする?」 リレーリアは唇をかみ締め、ゆっくりと両手を胸の前に合わせた。 「祈るわ。歌うことができないのなら、彼と彼女のために、私は祈る」 心が洗われる第18回ファンタジア小説大賞の努力賞 → 感想