ダークエルフの口づけ ソード・ワールド・ノベル

「責任を感じるなら、失敗を取り戻す方法を考えなさい。自ら考え、行動できない者はただの数合わせにしかなりません。しかし、行動してもそれを成功に導く能力の無いものは、自らの限界を量れない愚か者です。どちらにせよ、いずれは切り捨てられて屍をさらすでしょう。この国では、そういうことになっているのです」
「……わかりました」
顔を赤くして、アマデオは呆然と言った。
「わたしに認められたいのなら、役に立つところを見せなさい」
ベラはそう言って、ほんの一瞬、かすかに笑んだ。

リッパーさんお勧め作品。ソード・ワールド知らなくても面白かった。 → 感想