2006-10-27 パラケルススの娘5 騎士団の使者 book 五代ゆう 「ローマはイタリア軍の手に堕ち、教皇聖下はヴァティカンの囚人となっておられる。今こそ、聖杯を協会に取りもどし、再び新たな活力を正しき神の家に注ぎ込むべきだとのご判断なのだ。われわれは聖杯を守護するものとして、無為の三百年を過ごしてきた。今こそその本来の役割を取りもどし、世界を正しき姿に戻さねばならぬ」 「正しきってのは何さ。誰にとっての正しさだい、あんたらかい、それとも俺たちかい」 新たな展開の面白さは格別です → 感想