ソフィアの正餐会 クラッシュ・ブレイズ

「昨日転校してきたばかりなのよ」
「偶然だね。ぼくも一昨日転校してきたところだよ。ヴィクター・リィ・モンドリアンだ」
「アルシンダ・クェンティよ。ルウでいいわ」
ヴィクターと名乗った少年は、すばやく辺りを見渡して、そっと声を低めて問いかけた。
「……どうしても、そう呼ばないとだめか?」
「ええ」
少女はにっこり笑って、誰にも聞こえないような小声でつけ加えた。
「ここにいる間はね」

まあ、いつもどおりってことで。→ 感想