2006-12-25 クライム・ハウンド book 柊ハルヤ 「甘く、青臭いな。更生の余地のない悪人など珍しくもない」 「それぐらい、知ってます。でも、死んだ猟犬は獲物を追えないけれど、鎖でつながれた犬には、また山野を駆け巡るときがやってくるかもしれないんです」 「たとえがよくわからんな。私が生きていれば、また私が必要とされるときがくるというのか。 そんな日が来ると、断言できるのか?フリッツよ、予言者でもないのに」 「そんな日はこないと断言できるんですか?あなたは予言者でもないのに」 もうちょっと内面が見れたら良かったかも。→ 感想