クライム・ハウンド

「甘く、青臭いな。更生の余地のない悪人など珍しくもない」
「それぐらい、知ってます。でも、死んだ猟犬は獲物を追えないけれど、鎖でつながれた犬には、また山野を駆け巡るときがやってくるかもしれないんです」
「たとえがよくわからんな。私が生きていれば、また私が必要とされるときがくるというのか。
  そんな日が来ると、断言できるのか?フリッツよ、予言者でもないのに」
「そんな日はこないと断言できるんですか?あなたは予言者でもないのに」

もうちょっと内面が見れたら良かったかも。→ 感想