えむえむっ!

「うぷ、うぷぷ。見たっ!?いまの見たっ!?こいつ、本当にあやまりやがったわよ!生まれてきてすみませんって!しかも、あんなうれしそうな顔で!」
近くにいる結野のほうをみて、先輩は笑いながらぱんぱんと膝を叩く。
「こいつ本物だわ!真性のマゾ野郎だわ!あはははははっ!」
「……」
なんだか泣きそうだった。こんな屈辱を受けたのは生まれてはじめてだ。そんな屈辱を受けて興奮している自分が悲しくて泣きそうだった。

面白かったと思った僕をそんな目で見ないでください。→ 感想