星界の断章 2

「きっとすごく退屈だよ?いつまでかかるか判らない。そのあいだ、星界軍を離れていて、我慢できるのかい?」
「我慢する」ラフィールは怒ったようにいった。「わたしは領主でもあるんだぞ。地上世界を拓けば、諸侯になる。気が早いが、見学するのもいい経験であろ」
ひょっとして照れているのかな、とジントは思った。
「つまりぼくは先輩ってわけだね」自分も照れてることを感じつつ、ジントはいった。
「ばか」
「でも、事実だろう?」
「ふん」

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