1000の小説とバックベアード

だけど、小説というからには読者が必要です。僕の読者はどこにいるんですか」
「出資者に多くを望みすぎだわ。そこはあなたが努力すべき部分ですよ。それに……」
配川ゆかりは自分自身を指さした。
「もし読者が一人もつかなかったとしても、私がすべて読みますから。一字一句欠片も残さず、すべての文字を、すべての文脈を、すべてのすべてを読みますから」

盛り上がっているのか盛り上がっていないのかよくわからないのに、一気読みってなんだこれは。→ 感想