レンズと悪魔 3 魔神攘戮

「ふざけるな!」
鋭い声を発したのは、クラヴリーだった。真剣な顔でテッキを睨み、
「なら君は、こんな土砂降りの中、表で戦えというのか!?」
開け放たれた大窓を指さした。
「デスドレッド島から逃げてきた流刑囚が雨に打たれて風邪を引いて死んだりしてみろ。むこう百年は物笑いの種になるだろうが」
「……そういう問題か?」

シリアス度が増してきましたが、面白さも増してきましたね → 感想