携帯電話俺

俺の視界は相変わらず暗かったが、影の感じから、目の前には壁があることがわかった。そして、ボタンが押され、俺の振動と音楽が止まった。

自分の体が携帯電話になったのだと俺が悟ったのはこのときだった。

できれば青春っぽいままいってほしかったなあ。→ 感想