始まりのエデン 新たなる神話へ

「歴史はときとして、権力者や支配者によって改ざんされる。そんな時代が二度と来ないという保証はない。人間は何度だって間違える生き物だから。けれど……」
軽く顎を引き、眠るわが子を見つめて続ける。
「けれど、神話は生き続ける。瑣末な枝葉を落とし、エッセンスだけを残し、長いときをわたり続ける。だから私たちは、カイトに神話を残そう ― 新しい神話を」

わかっていても、涙がとまりませんでした。素敵なラストに胸がいっぱいです。→ 感想