夜空の双子座に紅いバラ

「お姉さんや、吸血鬼なのか人間なのか、そんなことがきみたちに関係あるのかね。妹さんが自分とは違う種族だと、愛し続けることはできないのかね。違うだろう?」
真理はゆっくりと老紳士の方を振り返った。
「親御さんの庇護を離れてでも、妹を守り抜くときみは誓った。それでいいじゃないか。運命は時に残酷かもしれないが、だからといっていじけてやる必要もない。胸を張って生きていこうじゃないか」

世界観を見事に継いでますね。これからが楽しみです。→ 感想