アマデウスの詩、謳え敗者の王 黄昏色の詠使い 3

……初めてだったから。
「わたしがミオを助ける。そして、そのミオがきっと触媒を用意してくれる」
「ミオさんが……触媒を?」
「そう。だから―だからキミは、わたしたちを信じてここにいて。ここでキミの歌を詠っててほしいの」
―初めてだった。
歌を詠って欲しい。誰かからそう言われたのは。

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