ユスティニアの花束

「いかに夫婦とは申せ、礼を欠いてはならぬ。わたしはそなたと床をともにするが、いつ何時ことが起こるか解らぬ」
「! こ、ことなんか起きるかよ!」
「解らぬぞ。夜中に寒かったりしたら、わたしはそなたの分まで毛布を取ってしまうかもしれぬ。そなたとて、わたしを温石代わりにせぬとも限らぬであろ?」
「……」

ユティかわいいよユティな短編集でした。さ、あとは最終巻。 → 感想