イシュターナの祝鐘

「解っていないのは貴様の方だ、慮外者めが。そんなことくらいで、人間の価値が変わるものか。価値を決めるのは血の色ではない、意志と力だ」
「……」
「血を嘆くなら、貴様の生命など屑に過ぎん。拾い上げる意味もない。だが、多少なりとも己に意志があると信じるなら、時間ばかりは貸してやる。……今すぐ答えろ。貴様は屑か、それとも駒か」

ちょっと盛り上がりに欠けたかなと思ったけど、最後が素敵な最終巻でした。大好き → 感想