あなたに眠る花の香 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー

「もっと早く言ってくださったらよかったのに」
「言いたい気分にならなかったんだ」
「あなたはいつもそうやって、わたしを助けるのか、困らせるのかわからないことをするんだわ」
「じゃあ、もう来ないほうがいいかな?」
「いいえ」
頭で考えるより先に答えてしまい、クリスは赤くなった。

このシリーズは短編でこそ映えると思いました。ああ、素晴らしい。→ 感想