タクティカル・ジャッジメントSS4 詐欺師の生まれた日

「わけわかんねえよ、ジジイ。裁判所ってのは強制力を持った弱者の味方じゃねえのかよ?それなのに費用ばかりかかって回収の見込みもないってのは一体どういうことだ?」
「それがこの国の裁判制度なのだ。そんなのは少しばかりこの職業で食ったことのある者なら、全員が幻想だと分かっておる」

なるほど、これで山鹿が刑事専門の弁護士を志すことになったのか、というキッカケの物語を含む短編集。小ネタに笑いまくり。 → 感想