ソフィアの宝石 ―乙女は、降り立つ―

「でもファル、あたしに声をかけてくれたじゃない」
また顔を覆ってしまったファリカの両肩に手を置いて、リディアはなるべく優しい声になるよう願いながら言った。
「あたしと友達になりたいって思って、よりによって、周りがこっそり避けてるあたしに自分から声をかけたのよ。普通の子だって勇気がいるわ。それがあたしには嬉しかった。ファルはそういうのができる子なの」

まさに王道万歳!これは続編もものすごく楽しみですね!→ 感想