宝印の騎士 2

「ここに何よりの証があるのに、なぜ自分を信じられない?」
月桂樹と交差された長剣の下から、変化を遂げた烈火の宝印が現れる。
「アレクシスを助けたいという気持ちも、ペンダントを何とかしたいという気持ちも本物だった。だからこそ宝印が応えたのだよ。確かに反省すべき点もあるだろう。だがこの美しく変化した宝印は、君の心が真っ直ぐであったという証拠だ」
ディフェールは校長の青い目を見た。ようやく視線を合わせることができた。校長は微笑み、何も飾らず率直に言った。
「君の行動を誇りに思う。私は、君の指導教官になれて幸せだ」

こんな素敵なツンデレがうさぎだなんて!しかもそれが可愛い!この番外編シリーズはぜひとも続けてほしいところ。あ、もちろん本編もよかったです。少年の友情ものってスキ。→ 感想