魔女の生徒会長 2 超悦者ジュリエット

「目が醒めたわ、呆れ果てたわ。惑星の支配者?それがあなたの望み?そんな大層な望みを、そんな程度の覚悟で叶えられるとでも?甘えた性根、叩き直してあげないと駄目なのかしら……?何かを望むってことは。何かを夢見るってことは・・・…!」
そうして魔女の瞳が理性を失う。
「願いを叶えるってことは―奇麗事じゃないのよ!!」
血化粧をした魔女は、そのとき悪魔のように美しかった。

熱き戦いと、悲哀なる過去が生み出す痛みが、たまらなかった。いや、ほんといいわ、このシリーズ。→ 感想