2008-04-07 キルゾーン 異分子 book ☆☆☆ 須賀しのぶ 「おまえが生きていると知ったら、どんなに喜ぶだろうね。はやく会いたいだろう?アンゲリカは、今もとてもきれいだよ。昔よりも美しくなったぐらいだ―」 囁く声に、ラファエルの頭は朦朧としてくる。昔見た母の姿だけが、彼の意識を埋めていく。 このとき、ラファエルは完全にキャッスルのことを忘れていた。今までどんなときも、彼女を忘れることはなかったというのに。 ラファエル大丈夫か!?早いところ、行ってあげてキャッスル……と思ったら、こっちも大変だし。いったいどうなるんだ?→ 感想