とらドラ7!

「……だから、パパ役なんてやってる覚えはねえっていうんだよ」
「なに言ってんの?思いっきりやってんじゃん」
目を逸らせても、顎を掴む手は払いのけられても、亜美の声からは逃れられない。
「高須くんとタイガーの関係は、すっごい不自然。すっげえ変。こんな幼稚なおままごと、もうやめた方がいい。きっと最初から間違ってたのよ。大怪我する前に目を覚ましたら。全部チャラにしなよ。それで一から始めたらいいじゃん。あたしのことも、一から入れてよ。出来上がった関係の『途中』から現れた異分子じゃなくて、スタートのそのときから、あたしも頭数に入れて。そうしたらあたしのこともっと……あたしも、……あたし、は」

ここにきてさらに盛り上げてきたか!これからどうなるのか、すっごい気になります。 → 感想