2008-04-22 紅牙のルビーウルフ 7 君に捧げる永遠の花 book ☆☆☆☆ 淡路帆希 「ルビーウルフ!」 寝室に踏み込んできたジェイドは、なぜか肩で息をしていた。ここまで走ってきたようだ。 「どうなさったの、そんなに慌てて。何かご用?」 うとうと眠りかけていたせいか、少し声が掠れている。こっそりと咳払いをして、ごまかすようにキャビネットからシュガーポットを取り出し、テーブルまで運ぼうとした。 そのとき。 「脱げ」 たった一言、ジェイドはそう言った。 これは素晴らしき短編集でした。ジェイドもルビーウルフも、可愛いったらありゃしない。→ 感想