キルゾーン 虜囚

「あのね、ラファエル」
周囲にあわせて、楽しげに踊っていた彼は、何、と目で促した。
「すごく大好きよ。ほんとうよ」
途端にラファエルは動きを止めた。大きく見開いた目で、じっとキャッスルを見ている。
「私はあんたが何をしても、あんたが好きよ。ちゃんとここで待ってるからね。すぐに帰ってくるのよ」
こんなことしか言えない自分が、情けない。しかし、何とか心を伝えようと、キャッスルは必死にラファエルを見つめた。

誰も彼もがキャッスルを見てるのに、本人が一番無頓着という状況が楽しいったらないです。次は地球かな?あのラストに、ラファエルは耐えられるのか、気になる気になる。 → 感想