ある夏のお見合いと、あるいは空を泳ぐアネモイと。

「当たり前だ。きさまは日輪だぞ。水如きがきさまの行く手を阻めるものか」
ならば呼ぼう。友に手を貸してくれと頼もう。
― 水よ。

俺を、あの娘のもとへと連れていってくれ。

あー、これほんといいわ。最後がちょっと長かったけど、笑いと切なさと感動をありがとう。→ 感想