巡歴者 創世の契約 4

「そこで鳥族を探したいのよ」
犬族の女は提案した。
「どこの誰か、名前もわからぬのに?」
猫族の男は訝った。
「ひょっとして、普通の鳥族ではないんですか?」
人族の男は身を乗り出した。
犬族の女がうなずく。声を潜めた。
「龍族に会ったと吹聴しているそうよ」

再登場な人たちにうれしくなっちゃう。次の最終巻でどういうお話になっていくのか、とても楽しみです。→ 感想